渋谷区LGBTコミュニティスペース「#渋谷にかける虹」
12月17日(土)18:30 ~ 20:30(予約不要・入退場自由)
■会場:渋谷男女平等・ダイバーシティセンター〈アイリス〉
(東京都渋谷区桜丘町23-21 渋谷区文化総合センター8F)
※Googleマップで場所を確認:https://goo.gl/maps/TjvjSjtHmDC2
12月と1月のコミュニティスペースのテーマは、12/1世界エイズデーにちなみHIV/AIDS。
気軽にHIV/AIDSについての情報が得られる交流スペースを開催します。
また、パートナーNPOとして参加している「ぷれいす東京」さんによるミニプレゼン「日本のHIV/エイズの歴史」も開催。
来場者には、レインボー・アイリスのバッジをプレゼント。
■ミニプレゼンテーション(18:30 ~ 19:15)
「日本のHIV/エイズの歴史」
[スペシャルゲスト]
池上 千寿子(「特定非営利活動法人 ぷれいす東京」理事)
[聞きて]
生島 嗣(「特定非営利活動法人 ぷれいす東京」代表)
HIV/エイズとともに生きる人たちがありのままに生きられる環境(コミュニティ)を創り出すことをめざして活動している「特定非営利活動法人 ぷれいす東京」の理事(前代表)で、性科学者の池上千寿子さんをスペシャルゲストとし、「日本のHIV/エイズの歴史」について、お話ししていただきます。
池上さんは、まだ治療法が確立されていなかった頃に、ハワイの支援団体でゲイ男性の医師と一緒に活動した経験を持ち、日本で最も早くHIVの現場の活動に参加した方です。その経験を生かし、1994年、「ぷれいす東京」設立メンバーとなり、代表として2012年まで団体を牽引し、長きにわたって日本のHIV/エイズの現場で活動をしてこられています。そんな“生き字引”のような池上さんに、ご自身のこれまでの活動経験を踏まえ、「日本のHIV/エイズの歴史」について語っていただく貴重な機会となります。聞き手は、ぷれいす東京の現代表、生島嗣さんです。
●池上千寿子
[Profile]1994年に横浜国際エイズ会議ではリエゾン委員会の長として、NGOと政府、研究者をつなぐ役割を果たした。同年に設立された「ぷれいす東京」で創設から2012年まで代表を務める。2005年には第20回日本エイズ学会学術集会・総会において、お金がないNGO、男でない、医師でないというなかで、見事に大会長を務める。現在、「特定非営利活動法人 ぷれいす東京」理事。著書に『性について語ろう』(岩波書店)など。
●生島 嗣
[Profile]「特定非営利活動法人 ぷれいす東京」代表。1995年から「ぷれいす東京」の職員となり、2012年より代表として勤務。数人の相談員とともに相談員(社会福祉士)として、年間500人を超えるHIV陽性者、パートナー、家族からの相談を受けている。